Message from GAUFRAIT creative director
時を経て残る、シンプルなデザイン。プリントではなく、立体の綾なす光りと影は、服飾よりもむしろ、建築やプロダクトデザインを意識したもの。私の育った環境にある“モダンジャパニーズの美学”に敬意を評し、市松、檜垣、麻の葉、鱗等、日本古来の割付模様を現代的なグラフィックに再構成しました。
また私自身がそうであるように日常的に国内外を行き来する人々にとって、逐次適応する服を用意することはとても面倒です。移動中は心地よく、また到着後のミーティングには失礼なく、更にディナーはスタイリッシュにとその都度着替えようと考えたら、アイテムは限りなくなります。かと言って同じ服を着たままであれば、ストレスになる。適度にカジュアルで、適度にエレガント。更にはシワにならず、コンパクトで洗濯も乾燥も楽。つまりは自分自身、そんな服が欲しかったのです。
着心地が良く、扱いも“楽”な服。“楽”という字は“楽しい”と同じ。着心地よく、楽しく、旅のみならず、日常にもストレスフリー。
GAUFRAITはそのように人々の生活を、美しくアシストする服でありたい。